◆ 集中豪雨で避難勧告

忘れもしない7月29日は地元の梯川が危険水位を超え『氾濫の危機!』ということで全国ニュースのトップにもなった日です。

 この日は朝から土砂降りの雨で、横を流れている用水もみるみる水かさが増えていき、昼過ぎには周辺の道路も次々と冠水となりました。夕方になると、いよいよ小松市から避難勧告が発令され、地区の指定されている小学校へ避難することになりました。こういった事態は入居者の方はもちろんのこと職員にとっても初めての経験で、日頃の準備態勢がいかに重要かを痛感しました。

 後日、この教訓を元に入居者のみなさんと小松市防災センターへ行き、煙体験、消火訓練、ケガの応急方法等を学んできました。煙体験では煙が充満した部屋で手探りで避難口を目指して脱出するという体験をして、炎だけでなく、煙の恐ろしさも身をもって知りました。

 また、別の日には町内で行われた防災訓練で初めてのバケツリレーも体験。重たいバケツには意外と四苦八苦するなど短期間に様々な体験をすることとなりましたが、今後はこれらの体験を防災対策に役立てていきたいと思います。